棗もだいぶ出来上がってきた。
といっても最終仕上げはまだ、蓋と身の合わせ具合の調整、塗装はまだですが。
出来上がったのを持ってみると、重さが気になるものが少し有る。
重さってどう判断して重いとか軽いと決めてるのだろう?
人それぞれ感じ方に差は有るのだろうけど、もつ前に見ための大きさや容から重さを推測して、
持った時その推測より重ければ重い、軽ければ軽いと感じるのではなかろうか。
今回の棗の材種は4種類。
かなり重い木ばかりだけど比重が随分違う。
一番重いのから
スネークウッド 1.1
サッチーネ 0.95~1.05
黒檀 0.85~1.09
黒柿(柿) 0.7~0.8
やっぱり比重は大きく重さに影響する(あたりまえやけど)。
同じ厚みで削ったら黒檀は黒柿より2~3割重いわけで、この分薄しないといけない。
だけど、この薄くするのが結構難しいのですよねー。
割れを恐れてつい無難に厚さにしてしまう。
スネークウッドの小棗はヒビが有ってちょっと厚めにしたら随分重い。
怖がらず思い切りが必要だなー。
出来上がった棗
後左から
柿 平棗 82g
黒檀 中棗 99g
サッチーネ 中棗 80g
黒柿 中次 50g
スネークウッド 小棗 82g
黒柿 小棗 49g