「茶入にするから牙蓋と仕覆を作って」と湖東焼きの茶入を預かった。
少し大きめの瓢箪型、どうやら茶入として作ったものではないようだ。
見立てで茶入にしていくKさんらしい発想だ。
まず、牙蓋から作る。
この茶入、口の立ち上がりが無いので蓋を取り難い。
少し大きめで縁に溝を入れることにした。
今回の象牙は綺麗な白
中心部分の良いところだ
表を仕上げる
切り離して裏の仕上げ
金箔を貼る
破れたところには貼り重ねて
真綿で押さえ
刷毛で余分な金箔を取る
金箔貼りは簡単なようで難しい
1回で綺麗に貼れるのは稀
今回も付いてないところがありうまくいかなかった
糊が薄かったのかもしれない
日にちをおいてもう一度貼ることにする
蓋を付けた茶入
これから仕覆にかかります