テストで仕上げた栃の汁椀、軽くてキメも細かくなかなか良い。
だけど仕入れた10個のうち3個はシミが有って思わしくない。
これも削ってみようと2個を轢いてみた。
削り途中のシミは極薄だが、浸透性塗料をかけると一気に黒く目だつようになる。
漆なら濃い茶色に仕上がるからいけそうだけどクリアーの木地仕上げ。
これはちょっと問題かな。
シミのある材は使えないかもしれませんね。
仕入先にはまだいくらか栃は残っていたはず。
電話して「問題無しの材だけ欲しい」というと選別出荷は出来ないと断られた。
仕方ない、全部発注。
良いのが多いことを祈るよ。
削り中の栃材
シミがあるけどそれほどは目だたない
浸透性塗料に高台を浸けると
内部まで濡れてきた
栃は柔らかでかなり水を吸うみたい
下地補強は必須かな
濡れた部分はシミが目立つ
全体を塗装し終わって
やっぱり黒いところが目立ちます
乾燥を待って仕上げだけど
やっぱりこれは使えないかな