直径19cmの鉢が完成した。この大きさの旋盤加工は始めて。
私の木工旋盤暦、茶入の蓋に使う木蓋や象牙の蓋を作るためだったので、すごく小さな物から始まっている。 直径はわずか3から5cm、その後棗も作るようになったが、これも7cm前後。 昨年、木皿を作るようになり比較的大きなものも削るようになった。 小物と大きな物では使う道具が全く違う。 大きな物を削る道具で小さな物は削れない。逆に小さな物を削る道具でも大きな物は削れない。 皿と鉢でも道具は変わる。 ボウルの中を深くえぐるには、刃物を受けるレストにも工夫がいる。 色々工夫しながら出来上がっていく作品たち、この製作過程、色々考えながら作るのは楽しい作業だ。 さて、このウッドボウル、フィンユールのデザイン模倣から製作は始まった。 最初、元の大きさが解からなかったが、調べていくうち、大きなものは直径60cmであることが解かった。 すごい大きさ。小さなものもあるようで、最近製作されてるコピーは15cmくらい。 出来たら25cm前後の鉢が欲しいが、これだけ大きな良い材種の無垢材を見つけるのは難しい。 幸い、ウォールナットのストックが有ったので使うことに。 未乾燥でヒビだらけ、この大きさを取るのが精一杯、それも1個しか取れなかった。 デザインは全くの模倣ではない。口縁を2ヶ所切り歪ませるのは似せてるが口の仕上げは全く違う。 でも、オリジナルのデザインは良いね。 今の材料、もっと浅くて小さな物ならあといくつか作れそう。 そのうち、又作るつもりだ。材料が手に入ったら大きなものも。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 製作途中、失敗して底が割れた 高さに余裕があったので問題なかったけど、吹っ飛んだときはすごい音 ■
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by yoshihiko1520
| 2012-09-17 07:35
| 木工
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