久しぶりにCuillereの木皿を作ることになった。
結婚のお祝いに匙やフォークと組み合わせて贈られるらしい。
先日も結婚祝いにこのお皿が使われ、このところお祝い事に使われるのが増えている。
嬉しいことですねー。
Cuillereの木皿は私の木皿作りの原点。
それまで木工旋盤は棗と茶入の牙蓋作りのためにあった。
数年前、茶道で知り合った人たちに仕覆を教えることになり、その中に料理家平山由香さんがいて、
「木の皿を作ってみよう」とはじめたのがCuillereの木皿。
彼女の洗練されたセンスが注ぎ込まれたシンプルな皿。
最近、別の形を作ることが多くなったが、やはりこれを作るときは一番気合の入るときだ。
ブラックチェリーの皿材3個
この材は削ると中からヤニツボが出ることが多い
多めに作って傷のない2枚を選択
円形なので1枚の板から切り出すと破片が出る
今までは使い道なく捨ててたが今回は針山にまわす
針山がどんどん増えそう