だいぶ前に作った茄子茶入「唐物の蓋にして」と云われた。
唐物の蓋ってどんな蓋?
宗匠のお聞きしてみると、「瓶子づく」の事らしい。
あー、そうななのか、図録や茶入の本で見かけるこの蓋は唐物に使われるのか。
ひとつ賢くなった。
牙蓋には色んなかたちがあり名前がついている。
とりわけ変わったかたち、名前の瓶子づく、きっと上に
瓶子のようなツマミがあるからこの名が付いたのでしょうね。
瓶子ってとっくりのようなものかな?
できあがった牙蓋
今まで何個か削ってみたがつまみが大きくバランスが取り難い
これほど大きな象牙は持ってない
ツマミは継ぎ足しにした
裏面(金箔貼り前)
中央に継いだ象牙がみえている