荒取りして乾燥中だった栗材のレードル、仕上げにかかることにした。
生材で5本用意してたのだけど、どうやら割れも出ず全部使えるみたい。
やっぱり小さく割って乾燥する方が歩留まり良いみたいです。
深い窪みのあるレードル、この穴を掘るのに随分時間がかかります。
これで3度目の製作で、掘り方もコツが解ってきた。
最初、10mmくらいのパイロットホールを所定深さまで空けてから錐を太くして穴を広げる。
最後は50mmのルータービットでかたちを整える。
パイロットホールが有ると深さが決まるから5つのかたちも揃ってやりやすい。
後はフラップペーパーで中を磨く。
最初の1個は手でかたちを整えてたから、すごく苦労したけど、今度はそれほどでも無かった。
やっぱり作り方も進歩するんだ。
もっと良い方法があったら良いのですけどね。
乾燥してた荒取り材から穴を掘る
側もバンドソーで荒削りするとペーパーかけの時間が短く出来る
大きく面を取ってベルトサンダーで荒削り
120番まで研磨して下地塗装
奥のターナーは2度目の塗装
栗は冬目と夏目の硬さに差が有り
ペーパーかけしてると夏目ばかりが削れて段差が激しい
浸透性塗料で補強すると差が少なくなってその後の仕上がりが良くなります