重香合を削り始めた。
直径55mmと小さな入れ物だし、それほど難しくはないだろうと思ってたら、いやー、これは難関多し。
まず最初の失敗、一番下の底を磨いているとき、割れを作ってしまった。
サンドペーパーを強く押しつけたため熱でヒビが入る、いままで何度も経験してたのに注意不足。
黒檀など硬い木は割れが入りやすいので時間をかけて磨かないといけないですね。
もうひとつ、難しいことが。
蓋を含め4個を積み重ねる重香合、削る時正確にセンター合わせしないと、上下のズレが生じてしまう。
棗ならキーが深いので蓋と身を重ねて削ることが出来、正確にセンター合わせができるけど、
これは1mmくらいしかキーが無いので別々に削らないといけない。
チャックにセットしたときブレがあると駄目なんです。
でも、木工旋盤のチャックの精度はそれほど良くない、一度外して裏返すとぶれるんです。
これをどうやって正確にセットするか解決する必要があります。
幸い別の縞黒檀が1個あったけど、製作は問題が解決してからにします。
次失敗すると、もう予備は無いので。
4個のブロックに切り離して
底を削り終えて磨く
ペーパーかけ中割れが、、
トホホです